クワガタ産卵用微粒子マットがやっと完成しました。長かった・・・
随分前から感じてた事ですが、癖が有ると言われる難関種等の産卵セットでマットが少しでも発熱するとケース内に熱がこもり、産まなかったり卵の孵化率にも影響しているのではないかと。
一般的なマットは、早く完成させる為に添加を多く入れられている事が多い様に感じます。
マット屋さんもビジネスですから、早く完成したいという事は理解出来るのですが、それを使用する我々ブリーダーからするとマット選びが非常に難しくなっているのが現状ではないでしょうか?
特に高額な難関種にチャレンジする時は尚更です。
そんな事も有り、マット産み種は勿論、癖の有る材産み種にでも安心して使える産卵用マットが欲しいと考えていました。
今回完成した産卵用マットは、ホダ木を微粒子に粉砕した微粒子マットを低添加で長期間発酵させて出来ております。
当然、大型ミキサーで数ヶ月攪拌しながら製造しますので大量生産は出来ませんし、コストもかかります。
まず色んな種に試してみますので、結果が良ければ販売するかもしれません。
正直、もう少し早く出来ていれば沢山の種に試せたんですが・・・。製造期間がかかりますので仕方ないです。